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塗料を塗る前の工程、ケレンがけの必要性と重要性

更新日:2023年6月19日

あまり耳なじみのない言葉かもしれません。「ケレンがけ」という工程。 屋根外壁塗装を行う時など、新しい塗料を塗る前に行います。 わかりやすく言うと素地と塗料の密着性を高めるために行う工程の一つとなります。 サンドペーパー・スクレイパー・研磨スポンジを使う場合は手作業になります。 これらを用い、古い塗膜の除去や錆びの除去を行い塗り面を整えていきます。 この作業が疎かになると仕上がりに差が生まれます。


■ケレンがけの必要性と重要性

屋根外壁塗装,ケレンがけ,目荒らし,素地と塗料の密着性を高める

上記画像は屋根の鉄部分(棟板金)にケレンをかけている様子になります。 木部もケレンをかけ、わざと凹凸の傷をつける(目荒らしと言います)ことで塗料の密着性を高めます。 ただ塗るだけではない屋根外壁塗装。仕上がりに差を生む下処理の工程ケレンがけ。 高く性能の良い塗料を使っても、これらの作業が疎かになると機能を発揮するどころか、すぐに錆びが出てきますし塗膜が剥がれることも・・・ 地味で根気のいる作業ではありますが、この作業を行って初めて塗布ができる状態になるのです。 手間をかけた分、綺麗に仕上り、塗料の持つ本来の効果も持続し耐用年数も長くなるのです。


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